母が倒れて、10年半経ちました

今日、母に会ってきました。

母が倒れて、もう10年半を過ぎました。その間、ずっと母の居るところへ通い続けてきました。

始めは、実家、一週間くらいして入院したので、病院、退院後は、また、実家、父の入院で老人保健施設、ショートスティの老人ホーム、老人保健施設などを繰り返し、今の特別養護老人ホームで既に7年以上になります。

母は、入院後なんとか、少しは歩けるようになったのですが、車椅子での生活が大半でした。そして、だんだん歩けなくなり、今では、ほとんど寝たきりです。

倒れてから、認知症になり、現状認識はできません。娘の私をどのくらいわかっているのか?名前で呼ぶことはありません。娘は居ると言うのですが、年齢が分からないのではないかと思われます。本人自身の年齢の自覚もなく、故に娘が50才台などとは思いもしないのではないかと推察しています。

母のところへ通い続けている間に、3男は、高校、大学と進み、卒業して社会人になって4年目です。
私は、50才前からもうじき60歳になります。父は、亡くなってからもうじき4年になります。

今日も、母は、私が問いかけた「猫、好きだったっけ?」にたいする返事の「猫、好きだよ」を繰り返していました。
帰るとき、手を握り、顔をなでて、「また、くるね」と言うと、「また、こられ」と返してくれました。気のせいか、いつもと違って目がうるんでいたように見えてしまいました。

ひょっとしたら、一瞬、私を娘だと感じたのかもしれないと思いました。それで、この10年半以上の年月を思ってしまったのです。切ない気持ちがあふれてしまいました。

 

いつものようにわが家の庭で撮った写真です。

今年は百日草を種から育てました。

百日草

蝉がたくさん鳴く季節になって・・・

蝉

昨年の写真ですが、蝉のぬけがらです。

蝉のぬけがら

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