「海馬」ー脳は疲れないー
海馬―脳は疲れない (新潮文庫) は、池谷祐二氏と糸井重里氏の対談です。脳のしくみや働き方には、以前から興味はありましたが、難しそうなので、脳に関する本を読んでみようとは思いませんでした。
ところが、先日、二男のブログで海馬―脳は疲れない (新潮文庫)がおもしろかったと書いていたので、読もうと思いました。脳は、30歳を越えたら活性化すると書かれていたので、希望が持てるようになったというような感想でした。
早速、アマゾンで買いました。すぐに、読破しました。脳について、なんだかわかったような気分になりました。おもしろかったですね。でも、しばらくしたら、案の定ほとんど身についていないと言うか、アレ!というくらいでした。
それで、もう一度読みました。
はじめのところで、・・痴呆(認知症)のような病気をのぞけば、「歳をとったから物忘れをする」というのは、科学的には、間違いなのです・・物忘れやド忘れが増えると思えてしまう理由は、いくつかあります。子どもの頃に比べて大人はたくさんの知識を頭の中に詰めているから、そのたくさんの中から知識を選び出すのに時間がかかる・・
・・ド忘れ している最中でも、その一方で脳は、正解が何かもまた、ちゃんと知ってるわけです。つまり、忘れてしまった情報が消えてしまったわけではない・・・
ここを読んだだけでも、本当に救われる思いがしました。年齢を重ねることに対する不安が、かなり解消されました。
もちろん、刺激を与え続けることは、不可欠です。
・・脳はぜんぜん疲れない。実際疲れているのは、目です・・脳は刺激がないことに耐えられない・・脳は見たいものしか見ない・・
・・「脳の能力とは、煎じ詰めれば情報の保存と情報の処理なんだ」・・その保存するのが、記憶するということ・そして記憶を扱っている部位が「海馬」です。
・・ぼくは「暗記メモリー」よりも「経験メモリー」のほうを重視しています。三十代から頭のはたらきがよくなるとぼくが言っているのも、「脳が経験メモリーどうしの似た点を探すと、『つながりの発見』が起こって、急に爆発的に頭のはたらきがよくなっていく」ということだと捕らえているからなのです・・
脳について分かりやすく、書かれていて、ほんとうに興味深いものでした。日頃の行動について、思い当たることが多かったです。やる気を出すには、まず始めることですね。やり続ければ、いかに身になるかですね。
池谷氏のおばあちゃんが、認知症だったのが、きっかけで、脳に興味をもたれたそうです。将来は、痴呆についても研究したいとのことなので、ご活躍を期待したいと思います。
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