様々な命への思い

ここに 「いのち長き時代に」 朝日新聞社会部著 があります。読み終えて、あまりの衝撃にとまどいと、納得が交錯しています。いのちへの様々な思いが、もろに伝わってしまいました。どの話も、重たくて、でも、読まずにはいられないのです。

急激な高齢化のなかで、長寿がもてはやされる一方で、寝たきり、認知症など、介護が大きな社会問題ともなっています。多くの人が、老後に不安をもっています。その解決方法が、なかなか、見つからない・・・

病院での、呼吸器をはじめ、たくさんの管をつながれての延命処置は、人間としての尊厳からは遠く離れていると思っています。

けれども、少しでも長く生きたいと思っている高齢者もいるという事実・・・年に不足はないなどと、他人は言ったりしているけれども、それは、本人(介護される側)が思うことであり、他人(介護者でも、家族でも)にはわからないことなわけです。

延命処置が、行われる頃は、本人の意思は、もう確認することはできないことが大半なわけです。それで、元気な時に「延命処置についての意思を書面にしておいた方が、いい」と家族として、その現場に立ち会った体験者が言っています。

それでも、その意思を実行することを決めるのが、やはり家族の意思次第になるのです。日頃から、話し合っておくことが、必要です。

いのちへの思いの多様さを、認めることの大切さを再認識しています。それが、生きることへのエネルギーにもなるのでしょう。

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