二人の同窓会

二人の同窓会というのは、米寿を迎えた老婦人二人だけになってしまった同窓会ということです。

夫の叔母さんとその同級生の二人が、家の近くの旅館で一泊の同窓会をされました。夫が、前日に偶然叔母さん宅を訪ねていき、その話を聞いて、家の近くだから、叔母さんを送っていく約束をしたのです。

叔母さんとお友達が夫の誘いに快く応じて、我家でお茶を飲んでいかれました。お友達の方と私は、同じ地区の出身であり、私の父母とも親しかった人です。

叔母さんもお友達もとてもお元気でした。お友達は、足が少し都合悪いからということで、和室でなく、居間の椅子の方が良いということと、スリッパをはくと歩きにくいからとスリッパを断られました。

話を聞いてみると、ずいぶん苦労されていました。戦前に、相手の名前しか知らないのに、朝鮮に一人で渡り、結婚され、終戦後命からがら、引き揚げてこられたそうです。帰ってきても、ご主人が次男だから、家もなく、町内を10回も引越しを繰り返すほどだったそうです。

話を聞いていると、お二人は、本当にしっかりされていて、自立されています。今は、どちらもご家族と暮らされています。

温泉施設などに頻繁に出かけていると話されるお友達と叔母さんは、ゲームをよくされているとのことでした。

そして、24人の小学校の同級生は、女性では、二人だけになったとか、男性も二人おられるそうですが同窓会に出られる元気がないのでしょうね。

米寿を迎えて、なお、元気なお二人と話ができて、とても嬉しかったです。

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