畑と母への想い

じゃがいも

なす

わが家の狭い畑に今、じゃがいもとなすが植えてあります。
何年も前から、植えているのですが、なかなか上手く育ってくれません。近所は、元農家の人が多いので、上手に育てておられます。なすなどを比べてみると、雲泥の差があるんです。

肥料が適切でないのかなと思っているのですが、夫は、土作りに難があるのではないかと言います。耕し方が足りないと。

日当たりは、まあまあです。風の通りが良くないかもしれませんが。どちらにしても、わたしの腕が未熟であり、探究心が不足しているから、上手くいかないようです。

上手くいかなくても、畑に野菜を植えて育てているのは、やはり、母が畑大好きな人(だった?)だからです。話といえば、畑の作物の生長具合いについてがほとんどでした。花もいろいろ育てていました。野菜や花の生長がくらしの中の喜びだったのですね。家族の幸せとともに。

今では、畑の話をもちかけても、ほとんど話しになりません。覚えてもいませんね。
ただ、稲作はきつかったようで、嫁ぎ先が農家でないと言うと、良かったねと何度も言います。

農業が好きだったかどうかは別にしても、体にしみ込んでしまっていたのが、野菜や花を育てることだったのでしょうね。
母への思い出につながるのは、農作業なのです。特に不思議と懐かしく感じるのは、草いきれです。子供の頃、朝起きたらもう母は草刈に出かけていないのです。待ちわびてると草いきれの母が帰ってくる・・・

ベッドで横になって静かな顔をしている今の母からは、こちらの問いに時折、とんちんかんな返事と妙に的を得た返事がまざってかえってきます。
元気だったら、この季節には、畑の作物の話をたくさんするのでしょうね。

そんなこと思いながら、少しだけ畑にがんばっています。

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