革命的なデイサービスセンター「夢のみずうみ村」

2009年5月22日の北日本新聞の「障害だらけで自立促す」という記事を読みました。

それは、山口県にある「夢のみずうみ村」という通所介護施設(デイサービスセンター)。
藤原茂理事長は、介護業界では知られた人。

「障害だらけで自立促す」という内容は
送迎者が到着すると、利用者が、一人一人その日の活動メニューからしたいメニューを選んで自分の名前の脇に張っていく。

施設が決めるのは、正午の食事時間だけ。食事もお茶もセルフ方式。
廊下やトイレにも手すりもない。広い施設のなかでサービスを利用するためには、一日1キロ前後歩かなければならない。廊下にはたんすが並べてあって伝い歩きを促している。

藤原理事長は「家庭に近い環境でなるべく自立歩行を」という考えから「バリアフリー」ではなく、あえてバリア「アリー」を提唱されている。

「障害だらけで自立促す」革命的なデイサービスセンターなのです。

ほんとうの意味で「自己選択・自己決定という介護保険の精神を体現した革命的な施設」。
ここでは、利用者の約9割の要介護度が改善あるいは維持されているとか。
ところが、要介護度が改善されると、施設に支払われる介護報酬が減ってしまうのが現実。
経営は、ぎりぎりだそうです。

デイサービスセンターといえば、集団行動。決められたスケジュールで一日が過ぎます。
もちろん、施設内は、バリアフリー。

「夢のみずうみ村」の存在を全く知らなかったので、とても驚いたのですが、今後に向けて希望もあり、心強い思いを持ちました。

それにしても、私達は何が正しくて、何が間違っているのかの見極めの難しさに直面してるようです。

家の中の事故で怪我をして、ねたきりになってしまう高齢者が多いということが、言われて・・・
家を建てるときにバリアフリーにした人たちが、少なからずいたと思います。
我家も、10年前の建てかえでバリアーフリーにしました。
ところが、元気なうちは、日常的な運動になるから、段差のある方が良いということなのです。

寝室も元気なうちは、2階のほうが良いとのことも聞きます。
一階でくらしのほとんどができてしまう我家は、運動の機会を失っているのかもしれません。

かといって、体の都合が悪くなってから、即、家の改築をしようとしても、それは難しいことになるでしょう。

人が普通にくらすということの基本にたって、物事を考えようと努めることがとても大切な時代になってきているようです。

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