噛む力の改善で介護予防
私の町の広報紙に「低栄養の大きな原因が口の中にあることをご存知ですか」ということで、きちんと噛んで食べることが出来ない高齢者が多いことが指摘されていました。きちんと噛んで食べないことで、食事の量が減ったり、消化吸収が低くなり、低栄養になってしまう危険があるということです。
きちんと噛んで食べることができれば、唾液がたくさん出て、食べ物の消化を促し、口のなかを清潔に、保つことができます。そして、脳を活性化して認知症を予防するなど、身体にたくさんの良い影響を与えてくれるそうです。
きちんと噛む咀嚼機能を保ちましょう。
そのための注意点は
●よく噛むことを心がける :軟らかいものばかりでなく、歯ごたえのある堅いものをたべるようにし、よく噛みましょう。 噛むことであごの筋肉が鍛えられて咀嚼機能が高まります。
●歯が抜けた部分を放置しない : 歯が抜けてしまうと咀嚼機能が低くなるうえに、残った歯に影響して噛みあわせのバランスが悪くなります。放置せずに歯科に相談しましょう。
●歯のケア :虫歯や歯周病で歯が抜けてしまうのを防ぐために、一日一回は充分な時間をかけて歯磨きをこころがけましょう。自分に合った方法をかかりつけの歯科で教えてもらいましょう。
●歯科検診を定期的に :定期的に検診を受ければ、虫歯や歯周病を早期発見、治療をしてもらえます。入れ歯の調整もしてもらいましょう。
介護予防サービスの一つに口腔ケアがあります。咀嚼機能も含めて口の機能評価をして、その結果をもとに適切なケアプログラムを提供していくものです。プログラムの内容は、咀嚼機能に関連した口の周囲、首、肩、腕などの筋肉トレーニング、咀嚼機能改善、維持を目的とした食事指導などとなっています。
食べにくくなったと感じたら、歯科になるべく早く相談するようにしましょう。噛む力を改善することは、健康な老後に不可欠です。くれぐれも、後回しにしないようにしましょう。
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